春のお彼岸

本年の上越市は雪が少なく、境内の積雪もなく春のお彼岸を迎えることができ、当日は最高気温が9℃と肌寒いお彼岸の中日でしたが、大勢の方が参拝に訪れました。

彼岸の1週間は修行の期間ということで、本年は唱題行という行法をおこないました。

座禅瞑想をし、お題目「南無妙法蓮華経」を仏さまにおささげするとともに、お釈迦さまと日蓮聖人の魂の功徳を自らの心身に染み込ませることができる尊い修行です。

 

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はじめての唱題行ですので住職からしっかりと説明があります。助手も張り切ってます。

 

 

 

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尊いお題目を唱えるにあたり、しばらくの間、法印を結んで瞑想をします。その後、10分間のお題目奉唱は思ってより長く感じます。

太鼓の音に呼ばれて、助手もお手伝いにきました。

題目修行のあとには再び瞑想をし、全員で世界平和をもとに心の安穏、東日本大震災や天災の殉難回向、先祖のご供養と自己の家内安全、身体健全はもとより厄除けの祈願と祈祷をお祈りしました。

 

 

 

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法要のあとのお斎は、朝早くから賄の方が準備をしてくださいます。助手は皆様のお膳の確認!!

 

 

 

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しっかりと味もチェックしてます。(甘いの専門)

 

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お彼岸はぼたもちを中心に春らしい鮮やかなお膳を作っていただきました。

 

 

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お題目修行で心身が清らかになったところで美味しい料理をいただきました。

助手はお供物を頑張ってくれました。

新潟、上越市は雪が深く、雪解けの春のお彼岸が一年のスタートになるような気がします。仏縁が深い彼岸のなかに一心にお題目を唱え、心の悩みや迷いが消えさりました。



いくら丼のその後

先日お伝えした上越市立水族博物館に展示されております

いくら丼のその後を観察しに

再び水族館へ行ってまいりました。

お上人が出張で留守につき、息子と私(奥)で水族館デートです。

 

早速、入り口入ってすぐの場所にいくら丼が展示されていました。

...あれ?これがあのいくら丼?

そこにあったのは以前のいくら丼とは違い、

  

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 ・・・丼と箸

 

 

そしてその周りを自由に泳ぎまわる稚魚たち(メダカの様)でした。

驚きつつも、その早い成長に感動!!!!子供の成長は本当に早いです。

息子が私とデートしてくれるのも今のうち…

いくら丼を見てそんな事を思ってしまいました冷や汗 (顔)

考えるだけでも寂しいです涙

 

さて、成長記録もステージ3まで進んでおりました。

皆無事にふ化出来た様で良かったですわーい (嬉しい顔)るんるん (音符)

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上越水族館と言えばペンギン!!100羽を超えるペンギンの飼育数は全国最多だそうです。

この日はとても寒く、ペンギンたちはとっても元気に泳ぎ回っていました。

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2017年度には上越市立水族博物館がリニューアルすると言うことなので今から楽しみです。

上越市の活性化に繋がれば良いなと思います。

合掌

 

 



寒修行

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常顕寺のある上越市の高田地区では、大寒の約2週間、日蓮宗の9ヶ寺の住職や檀信徒が寒修行を執り行います。

各町内でうちわ太鼓と、お経を読み上げる声を響かせて、2月3日の節分まで世界や地域の安穏をはじめ、家族の健康や自己の心身鍛錬の修行をおこないます。

この寒修行は昭和初期に始まり、今回で85回目で豪雪時や戦時中も毎年行われてきた伝統ある行事です。

毎日、約40名の住職や檀信徒が1組4、5人で8つのグループを編成し、うちわ太鼓を鳴らしながらお経を読み上げ、1時間から1時間半ほど練り歩きます。

 

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今年デビューの息子君。本堂で練習して気合十分、期待できそうです。

 

 

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寒行は毎夕18時半出発。練習では元気いっぱいでしたが、普段は出かけない時間なので不安そうです。

 

 

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宿寺の寺院には続々と参加者が集まります。

8つに分かれているコースの振り分けをするのですが、毎日異なったコースを歩かれる方もいれば、同じコースを歩かれる方と様々です。

常顕寺の檀家ガールズは毎年、一番遠いコースをすすんで歩いてくださいます。

息子君はローソクに夢中・・・

 

 

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時間になるといっせいに出発。今年はとても雪も少なく、歩きやすい寒行でしたが普段は大変です。

 

 

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玄関先で浄財を奉納していただいた方に、お経をあげて家内安全と無病息災、厄除けをお祈りします。

浄財を奉納してくださる方も寒いなか、太鼓の音が聞こえると玄関先にて待っていただき合掌してくださいます。

お互いが合掌礼拝して「ご浄財ありがとうございます。」「気を付けて歩いて下さいね。」・・・まさに仏道の精神ですね。

 

 

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息子はまだ歩けませんが、妻のお題目を身体に感じて手足を冷たくしながら頑張りました。

10キロの息子を背負い、1時間以上お題目を唱えて歩いて頑張った妻にも感謝です。

 

 

 

さて、寒行では毎晩修行からもどられた方々に宿寺の皆さまがお茶等の接待をしてくださいます。

毎日、40名ほどの参加者に体が温まるものや甘味などを用意し、片づけをする当番のお寺の負担も並大抵のことではありません。この接待も修行のひとつといえるでしょう。

ですので、9ヶ寺の寺院や参加者をはじめ外護の檀信徒、地元の商店さんなどが歩いてくださる修行者にご供養を施します。

わが常顕寺では、毎年手作りいなり寿司のご供養です。

 

 

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100個以上のいなり寿司を作ります。

 

 

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手伝いにきた息子君・・・口にしたものは人様にご供養できませんので夕食ゲットです。

 

 

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住職はいなり寿司を仏さまにお供えして、寒行の円成を祈念しました。

毎年恒例の常顕寺いなり…参加者の皆さまから手作りの味がとても好評で感謝の言葉をいただいてます。

 

そして、無事に2月3日を迎えた寒修行団は、翌4日に当番寺院の仏さまに感謝の法要を執り行います。

 

 

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ケガや事故なく過ごせた修行への感謝、浄財をはじめ寒修行をお護りいただいた皆さまにたいし、あらためて感謝を申し上げます。

2週間、頑張って歩きながらお唱えしたお題目は、とても大きな声で堂内を響かせます。

 

 

 

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法要のあとには、懇親会。

全日出仕の参加者には賞状が贈られ、ご供養をいただきながら懇親を深めながら今後の寒修行について話し合われました。

1人ではなかなか難しい自己修行、仲間がいるということはいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



岐阜円経寺様の節分会

 

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高校よりお世話になっている同級生のお寺に行ってまいりました。

岐阜市にある円経寺様。毎年、2月3日の午後1時半より節分会の厄除け祈祷法要と開運招福の豆まきを執り行っております。

 

 

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法要の前に水行で体を清めるとともに諸天善神にお力を頂戴します。

 

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荘厳さがある素晴らしいお堂です。平日にもかかわらず、大勢の方が参拝に見えられておりました。

法要は厄年や年男、年女にあたられる方が正面の内陣に座り、特に厄除け厄払いのご祈祷をします。

その他の皆様もお経がはじまると、ご住職とともに大きな声で仏さまにお経をお唱えされており、普段からしっかりと読まれていることがわかります。

 

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法要後には仏さまにお供えした福豆やお供物をまきます。

 

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鬼子母神さまにお護りいただいておりますので「鬼は外」とはいわず、「福は内」のみの掛け声でご供養します。

山のようにあったお供物もすぐになくなり、参拝されていた方は笑顔で両手に福を詰め込んで満足そう。

同級生のお上人も元気に活躍されておりました。お互い元気に頑張りましょう。  合掌

 

 

 

 

 

 



遠壽院へ祈祷参拝 2

 

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さて、面会をしていただいたあとは、荒行僧からご祈祷をいただきます。

本年は厄年にあたるため、常顕寺にて厄払いのご祈祷を施したお札を遠壽院の鬼子母神さまへお供えしていただきます.

今年は愛犬の福ちゃんも特別にお札を書写しました。

 

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ご祈祷をうけるお堂「表堂」です。このお堂に安置されている鬼子母尊神像は、江戸時代末期に京都へ出開帳の折、孝明天皇が内裏において御親拝になられた「天拝尊神」がお祀りされております。

 

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さっそく、いたずらをしている子がいます・・・

 

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荒行僧が全員出仕のもと、常顕寺の隆昌や檀信徒の健勝祈願、そして我々の年中安泰無難、厄除けを言上していただきました。

法要を写真でお伝えできないのが残念ですが、気迫がこもったとても素晴らしいご祈祷でした。

 

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ご祈祷をいただき、瑞門を参拝します。

11月1日の入行と2月10日の成満のみ開かれるこの門、この奥で身命を削りながら行をされている荒行僧の無事を祈り遠壽院をあとにしました。



大寒波

 

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西日本に40年に一度の大寒波が襲来。その影響もあり毎日とても寒いですね。

常顕寺にも雪が降り積もり、真っ白に雪化粧雪

冬の参道はとても寒いです。

とても寒いのですが、その凛とした澄んだ空気感がわりと好きだったりもします。

息子も冬の良さを分かっているのか、ただ外に出たいだけなのか…冷や汗 (顔)

今日も元気に参道を走り回っております。

 

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まだまだ寒い日が続きそうですね。

皆様くれぐれもご自愛くださいませ。



遠壽院へ祈祷参拝 1

寒壱百日の大荒行の聖地である千葉県市川市中山にある遠壽院へ参拝に参りました。
毎年、11月1日より荒行が執り行われておりますが、12月6日より荒行僧より厄除けや病気の平癒等お加持を頂戴することができます。

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一年ぶりの参拝に息子も嬉しそう・・・

 

 

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一緒に行った方に、荒行堂の歴史に目を通していただきました。

 

 

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立派な門をくぐります。
この門を境に体感温度がかわります・・・お寺側に入ると寒さが身に染みるのです。
不思議なことですが、皆がそういいます。

 

 

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荒行僧からご祈祷がいただけるお堂(表堂)です。

 

 

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表堂の右手にあるお堂、こちらは本堂です。

 

 

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現在の祈祷法を大成された遠寿院日久上人にお参りします。

 

 

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こちらが面会所、12月6日から面会が許されます。しかしながら、修行の妨げにならぬよう時間は5分。
初行僧(初めての修行僧)は、家族と面会するとき涙で一言も言葉を発することもなく面会時間がおわってしまうことも多々あります。

本年の入行僧は13名。知り合いのお上人のなかで、一緒に行をおこなった2人のお上人とお会いさせていただきました。   続く・・・

 

 

 

 

 

 



七草粥

 

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1月7日の朝に七草粥を仏さまにお供えし年頭を無事に迎えられた感謝と、一年間の厄除けと無病息災をお願いを申し上げ、家族そろっていただきました。

七草の種類は時代や地域によって異なり、七草がもっと多くなったり、少ない場合もあったそうですが、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」というのが一般的のようです。

この七草はいわば薬草(ハーブ)であり、セリは目の充血やめまいを予防、ナズナは消化機能をととのえます。ゴギョウはせきを止め、たんを切る働き、ハコベラは胃炎や胃弱に効果的、ホトケノザは筋肉の痛みに、スズナは胃腸をととのえ熱を下げます。スズシロも胃腸の働きを助ける働きがあるそうです。

その薬草をお粥でいただきますが、お粥は仏教の考えからきているもので、気力を整え、長寿を促し、胃腸の働きを助けて身体を楽にしてくれる食事とされております。
「粥の十徳」という言葉があるほど身体には良い食事だそうです。

1、顔色、肌つやをよくする。
2、体力をつける。
3、寿命を延ばす。
4、胃にやさしく体が楽になる。
5、頭の働きが良くなって、弁舌も流暢になる。
6、胸につかえない。
7、風邪をひかない。
8、空腹を癒す。
9、のどの渇きを癒す。
10、大小便の通じが良くなる。

百日間の大荒行での食事は、朝夕2回の白粥とお味噌汁、ご供養でいただいた根菜等で過ごしました。
修行の妨げとなる食事に対する欲求を断ち切りながら、体力的には修行を行うことができる食事がお粥であったのでしょう。

余談ですが春の七草、「セリ・ナズナ / ゴギョウ・ハコベラ / ホトケノザ / スズナ・スズシロ / 春の七草」を
五・七・五・七・七のリズムに合わせると覚えやすいそうです。

私もすぐに忘れてしまいますので、この方法で覚えます。 合掌



いくら丼

新年を無事に迎え、夕方にテレビを見ていますと上越市にある水族館が放送されてました。

なんと水族館にいくら丼が展示されている!!・・・ということで早速見学に。

 

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館内に入りますと、大勢の方が水槽を囲んでます。
遠くから覗きますと、たしかに水槽にはどんぶりがあります。

 

 

 

 

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これは・・・まさにいくら丼です。まさか食べ物を展示?

 

 

 

 

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どんぶりをよく見ますと、黒いつぶがあり、動いています。

 

 

 

 

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実はこのいくら丼、サケの受精卵がふ化する様子を観察できる、とてもユニークな展示です。
イクラや鮭は口にしたことがありますが、成長に関してはあまり気にしておりませんでした。
ステージ2、3も観察にきて勉強したいと思います。
みんな元気に育ってもらいたいですね。

 

日蓮聖人のお手紙に

「魚の子は多けれども、魚となるは少なし。菴羅樹の花は多く咲けども、このみになるは少なし。

人もまたかくのごとし、菩提心を発す人は多けれども退せずして、まことの道に入る者は少なし。

すべて凡夫の菩提心は、多く悪縁にたぼらかされ、事にふれ移りやすきものなり。」

 

現代語にしますと

「魚はたくさん卵(子)を産むが、立派な魚となるのは少ない。

庵羅樹(マンゴーの木)はたくさん花を咲かせるが、実になるものは少ない。

人もまた同じである。発起して頑張ろうと思う人は多いが、最後まで成し遂げる者は少ない。

それは凡夫(未熟者)は、多くの悪縁(誘惑)に負けてしまうことが多いのである。」ということです。

 

 

目標にむかい、努力し続ける事は困難で容易ではありません。しかし、諦めずに続ける事により力が生まれ、たとえ満足した結果が伴わなくても、なにごとにも代えられない経験という素晴らしい力を得ることができるのです。
その力を次の機会に生かしたり、他人の為に惜しみなくつかうことが仏道の精神でしょう。

 



平成28年を迎えて

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新春のお慶びを申し上げます。皆様方には素晴らしい一年が過ごせますよう謹んでお祈り申し上げます。

元日ということで、本堂でのお勤めの際に普段の線香ではなく、希少な伽羅の線香をおささげしました。
伽羅の香りはお釈迦様のお身体の香りという言い伝えがあるもので、とても素晴らしい香りがします。

その香りは勤行中ではなく、むしろ勤行が済んでから30分くらいしますと素晴らしい香りが堂内だけではなく、廊下や玄関先まで香風に包まれます。

線香は長いものや短いもの、太いものや細いもの、そして色々な香りがあります。
線香について調べてみますと、線香は途中で消えることなく、しっかりと燃え尽きることとその香りが大切とされてます。
香りは火を点じたた時よりも、むしろ消えた後に残る香りで、その価値が決まると言われているそうです。

我々の人生に例えますと、長寿をまっとうして旅立つ人もいる、また短命にしてこの世を去る人もいるなかで、一生の中でどれだけの良き香りを残すかが人生そのものであり、その良き香りをいつまでも、後生に残すことが大切なのではないでしょうか。そして、その残された良き香りは家族によって守り続けられます。

今日は夕刻に実家のお寺へお参りに行きましたが、堂内の香りは子供のころと同じ香りが漂い、心地よく懐かしい、とても穏やかな気持ちになりました。
ご先祖の残された良き香りを深く心に刻んで感謝と供養をし、自身も素晴らしい香りを残す人生を送りたいと決意を結ぶことができました元日でした。 合掌



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