遠壽院へ祈祷参拝 2

 

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さて、面会をしていただいたあとは、荒行僧からご祈祷をいただきます。

本年は厄年にあたるため、常顕寺にて厄払いのご祈祷を施したお札を遠壽院の鬼子母神さまへお供えしていただきます.

今年は愛犬の福ちゃんも特別にお札を書写しました。

 

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ご祈祷をうけるお堂「表堂」です。このお堂に安置されている鬼子母尊神像は、江戸時代末期に京都へ出開帳の折、孝明天皇が内裏において御親拝になられた「天拝尊神」がお祀りされております。

 

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さっそく、いたずらをしている子がいます・・・

 

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荒行僧が全員出仕のもと、常顕寺の隆昌や檀信徒の健勝祈願、そして我々の年中安泰無難、厄除けを言上していただきました。

法要を写真でお伝えできないのが残念ですが、気迫がこもったとても素晴らしいご祈祷でした。

 

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ご祈祷をいただき、瑞門を参拝します。

11月1日の入行と2月10日の成満のみ開かれるこの門、この奥で身命を削りながら行をされている荒行僧の無事を祈り遠壽院をあとにしました。



大寒波

 

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西日本に40年に一度の大寒波が襲来。その影響もあり毎日とても寒いですね。

常顕寺にも雪が降り積もり、真っ白に雪化粧雪

冬の参道はとても寒いです。

とても寒いのですが、その凛とした澄んだ空気感がわりと好きだったりもします。

息子も冬の良さを分かっているのか、ただ外に出たいだけなのか…冷や汗 (顔)

今日も元気に参道を走り回っております。

 

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まだまだ寒い日が続きそうですね。

皆様くれぐれもご自愛くださいませ。



遠壽院へ祈祷参拝 1

寒壱百日の大荒行の聖地である千葉県市川市中山にある遠壽院へ参拝に参りました。
毎年、11月1日より荒行が執り行われておりますが、12月6日より荒行僧より厄除けや病気の平癒等お加持を頂戴することができます。

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一年ぶりの参拝に息子も嬉しそう・・・

 

 

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一緒に行った方に、荒行堂の歴史に目を通していただきました。

 

 

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立派な門をくぐります。
この門を境に体感温度がかわります・・・お寺側に入ると寒さが身に染みるのです。
不思議なことですが、皆がそういいます。

 

 

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荒行僧からご祈祷がいただけるお堂(表堂)です。

 

 

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表堂の右手にあるお堂、こちらは本堂です。

 

 

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現在の祈祷法を大成された遠寿院日久上人にお参りします。

 

 

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こちらが面会所、12月6日から面会が許されます。しかしながら、修行の妨げにならぬよう時間は5分。
初行僧(初めての修行僧)は、家族と面会するとき涙で一言も言葉を発することもなく面会時間がおわってしまうことも多々あります。

本年の入行僧は13名。知り合いのお上人のなかで、一緒に行をおこなった2人のお上人とお会いさせていただきました。   続く・・・

 

 

 

 

 

 



七草粥

 

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1月7日の朝に七草粥を仏さまにお供えし年頭を無事に迎えられた感謝と、一年間の厄除けと無病息災をお願いを申し上げ、家族そろっていただきました。

七草の種類は時代や地域によって異なり、七草がもっと多くなったり、少ない場合もあったそうですが、「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」というのが一般的のようです。

この七草はいわば薬草(ハーブ)であり、セリは目の充血やめまいを予防、ナズナは消化機能をととのえます。ゴギョウはせきを止め、たんを切る働き、ハコベラは胃炎や胃弱に効果的、ホトケノザは筋肉の痛みに、スズナは胃腸をととのえ熱を下げます。スズシロも胃腸の働きを助ける働きがあるそうです。

その薬草をお粥でいただきますが、お粥は仏教の考えからきているもので、気力を整え、長寿を促し、胃腸の働きを助けて身体を楽にしてくれる食事とされております。
「粥の十徳」という言葉があるほど身体には良い食事だそうです。

1、顔色、肌つやをよくする。
2、体力をつける。
3、寿命を延ばす。
4、胃にやさしく体が楽になる。
5、頭の働きが良くなって、弁舌も流暢になる。
6、胸につかえない。
7、風邪をひかない。
8、空腹を癒す。
9、のどの渇きを癒す。
10、大小便の通じが良くなる。

百日間の大荒行での食事は、朝夕2回の白粥とお味噌汁、ご供養でいただいた根菜等で過ごしました。
修行の妨げとなる食事に対する欲求を断ち切りながら、体力的には修行を行うことができる食事がお粥であったのでしょう。

余談ですが春の七草、「セリ・ナズナ / ゴギョウ・ハコベラ / ホトケノザ / スズナ・スズシロ / 春の七草」を
五・七・五・七・七のリズムに合わせると覚えやすいそうです。

私もすぐに忘れてしまいますので、この方法で覚えます。 合掌



いくら丼

新年を無事に迎え、夕方にテレビを見ていますと上越市にある水族館が放送されてました。

なんと水族館にいくら丼が展示されている!!・・・ということで早速見学に。

 

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館内に入りますと、大勢の方が水槽を囲んでます。
遠くから覗きますと、たしかに水槽にはどんぶりがあります。

 

 

 

 

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これは・・・まさにいくら丼です。まさか食べ物を展示?

 

 

 

 

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どんぶりをよく見ますと、黒いつぶがあり、動いています。

 

 

 

 

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実はこのいくら丼、サケの受精卵がふ化する様子を観察できる、とてもユニークな展示です。
イクラや鮭は口にしたことがありますが、成長に関してはあまり気にしておりませんでした。
ステージ2、3も観察にきて勉強したいと思います。
みんな元気に育ってもらいたいですね。

 

日蓮聖人のお手紙に

「魚の子は多けれども、魚となるは少なし。菴羅樹の花は多く咲けども、このみになるは少なし。

人もまたかくのごとし、菩提心を発す人は多けれども退せずして、まことの道に入る者は少なし。

すべて凡夫の菩提心は、多く悪縁にたぼらかされ、事にふれ移りやすきものなり。」

 

現代語にしますと

「魚はたくさん卵(子)を産むが、立派な魚となるのは少ない。

庵羅樹(マンゴーの木)はたくさん花を咲かせるが、実になるものは少ない。

人もまた同じである。発起して頑張ろうと思う人は多いが、最後まで成し遂げる者は少ない。

それは凡夫(未熟者)は、多くの悪縁(誘惑)に負けてしまうことが多いのである。」ということです。

 

 

目標にむかい、努力し続ける事は困難で容易ではありません。しかし、諦めずに続ける事により力が生まれ、たとえ満足した結果が伴わなくても、なにごとにも代えられない経験という素晴らしい力を得ることができるのです。
その力を次の機会に生かしたり、他人の為に惜しみなくつかうことが仏道の精神でしょう。

 



平成28年を迎えて

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新春のお慶びを申し上げます。皆様方には素晴らしい一年が過ごせますよう謹んでお祈り申し上げます。

元日ということで、本堂でのお勤めの際に普段の線香ではなく、希少な伽羅の線香をおささげしました。
伽羅の香りはお釈迦様のお身体の香りという言い伝えがあるもので、とても素晴らしい香りがします。

その香りは勤行中ではなく、むしろ勤行が済んでから30分くらいしますと素晴らしい香りが堂内だけではなく、廊下や玄関先まで香風に包まれます。

線香は長いものや短いもの、太いものや細いもの、そして色々な香りがあります。
線香について調べてみますと、線香は途中で消えることなく、しっかりと燃え尽きることとその香りが大切とされてます。
香りは火を点じたた時よりも、むしろ消えた後に残る香りで、その価値が決まると言われているそうです。

我々の人生に例えますと、長寿をまっとうして旅立つ人もいる、また短命にしてこの世を去る人もいるなかで、一生の中でどれだけの良き香りを残すかが人生そのものであり、その良き香りをいつまでも、後生に残すことが大切なのではないでしょうか。そして、その残された良き香りは家族によって守り続けられます。

今日は夕刻に実家のお寺へお参りに行きましたが、堂内の香りは子供のころと同じ香りが漂い、心地よく懐かしい、とても穏やかな気持ちになりました。
ご先祖の残された良き香りを深く心に刻んで感謝と供養をし、自身も素晴らしい香りを残す人生を送りたいと決意を結ぶことができました元日でした。 合掌