さて、面会をしていただいたあとは、荒行僧からご祈祷をいただきます。
本年は厄年にあたるため、常顕寺にて厄払いのご祈祷を施したお札を遠壽院の鬼子母神さまへお供えしていただきます.
今年は愛犬の福ちゃんも特別にお札を書写しました。
ご祈祷をうけるお堂「表堂」です。このお堂に安置されている鬼子母尊神像は、江戸時代末期に京都へ出開帳の折、孝明天皇が内裏において御親拝になられた「天拝尊神」がお祀りされております。
さっそく、いたずらをしている子がいます・・・
荒行僧が全員出仕のもと、常顕寺の隆昌や檀信徒の健勝祈願、そして我々の年中安泰無難、厄除けを言上していただきました。
法要を写真でお伝えできないのが残念ですが、気迫がこもったとても素晴らしいご祈祷でした。
ご祈祷をいただき、瑞門を参拝します。
11月1日の入行と2月10日の成満のみ開かれるこの門、この奥で身命を削りながら行をされている荒行僧の無事を祈り遠壽院をあとにしました。