1月20日より2月3日までの大寒に行われる寒修行。
上越市高田地区にある9軒のお寺と檀信徒が中心に力をあわせておこないます。
毎日、約40名の参加者のもと8か所の場所にわかれ、1時間以上のお題目お唱えしながらの行脚、戦前から行われる伝統ある行事です。
寒修行では行脚をすることが目立ちますが、参加をしてくださる方々にお茶やお供物の接待をする宿寺も大変です。
それらの負担を少なくする、そして参加の方々へのご供養の気持ちを込めて、大勢の方々がご供養を施します。
常顕寺では檀信徒が毎年、ご供養を手作りで奉納いたします。
早速、正装で迎えるタケノコハンター、蝶ネクタイで手伝いができるのでしょうか?
一つひとつ丁寧に作ります。
もう少しクイズ形式にして写真を撮りたかったのですが、すぐにばれてしまう写真ばかりになりました。
手作りのおいなりさん。100個以上作っていただきました。
もちろん住職は作ってませんのでご安心を
福住職は大人の事情で下界から応援です。
おいなりさんが出来上がったころに再登場のタケノコハンター。
お茶の時間への嗅覚は一流ですね。
さて、寒行前には張り切っていたタケノコハンターはなかなか天候に恵まれず参加ができません。
ようやく天候も良く参加できる日がやってきました。
はたして練習の成果は発揮できるのでしょうか・・・
やる気と不安が入り混じる表情のタケノコハンター。
宿寺では自分の行く町を真剣に見つめます。
ではなく、飴を物色。「それはお供物ですよ!!」
フライング気味のタケノコハンターはしっかり寒行ができるのでしょうか?
まだまだ、歩くのは難しいのでおんぶです。
しかし、去年よりしっかりと成長のタケノコハンターはかなり重かったようです。
無事に終えた寒修行。お供物をいただき満足げなタケノコハンター。
来年は歩けそうかな♪
2月4日には反省会を開き、集まった浄財の奉納先の検討や慰労会を行いました。
本年は糸魚川での大火で被災された方々への支援を中心に奉納させていただきました。