たけのこさん

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常顕寺には竹林がありゴールデンウィークになるとタケノコさんが続々とあらわれます。

多い年には200本以上・・・今年は雪が少ないので早い登場です。

 

 

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なにかの気配を感じた常顕寺の助手コンビが早速、偵察に・・・

 

 

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張り切っていますが、逆方向だよ! 本堂の裏に竹林があります。

タケノコさんに出会えますかな・・・

 

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早速、発見しました。もう食べごろの大きさです。

 

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こっちのほうが大きいけど少し細身だなあ・・・

 

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奥に入ると食べごろ兄弟が並んでます。

「まだまだ、小さいなぁ」と助手は偉そうにしてます。

一週間もすれば追い抜かれますよ!

 

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タケノコチェックが終わった助手は公園に向かい特訓です。

タケノコさんに負けずに大きくなるぞ!!

 

今年のタケノコさんは豊作のようです。5月1日(日)の午前9時より境内清掃を行い、タケノコ掘りをします。

是非、新鮮なタケノコさんとお会いしたい方はお越しください。 合掌

続き・・・「続 たけのこさん」

 

 

 



熊本地震 支援物資

九州、特に熊本では大変な災害がおこっております。

知人もいる熊本…テレビから甚大な被害を視聴し、遠方からでは駆けつけることができないわだかまりが募ります。

何か役に立てる支援物資を送ることができれば思いますが、被災地域への配送は困難になります。

深夜におきた震災後、先輩より連絡がありました。「全国日蓮宗青年会から支援物資の協力要請があるので早急に支援しましょう。」

日蓮宗では若い僧侶の組織である「全国日蓮宗青年会」があります。全国の若い僧侶がともに成長するための組織です。

この度も迅速に現場の不足物資や配送先の指定を教えてくださいました。

我々の新潟県西部青年会も深夜のやり取りをを経て、支援依頼の中心である大人用そして子供用のオムツ、生理用品を店舗の開店と同時に購入し発送作業につとめます。

みなが一睡もせずに相談、行動をはじめましたが発送完了は翌午後6時になりました。

大人用オムツ50袋、子供用オムツ50袋、他の生理用品を梱包し、27箱を発送しました。

 

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みんなで用意した支援物資をお寺に運び入れます。

 

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新潟から福岡へ送付して、被災地へ託すので梱包も慎重に行います。

 

 

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今回は愛犬が見守ります。

 

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支援物資を仏さまのまえにお供えし、お祈りをささげました。

 

 

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発送作業は時間がかかり大変でしたが、ヤマト運輸さんも快く引き受けてくださいました。

 

 

我々は中越沖地震の経験もありましたが、震災での支援には非常に難しいことがあります。

しかしながら、通信手段が発達した分、情報交換して皆が力をあわせれば早急なことができると教えていただけました。

引き続きご支援いたします。 合掌

 

 



日蓮聖人像の綿帽子(わたぼうし)

 

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本堂に奉座されている日蓮聖人のご尊像の綿帽子をはずす季節がまいりました。日蓮宗では寒さの厳しい間、日蓮聖人のご尊像に綿帽子をおつけする習慣があります。なぜ、綿帽子をおつけするのでしょうか・・・

それは小松原法難という日蓮聖人が遇われた4つの大難に由来します。日蓮聖人は布教のさなか、小松原(現千葉県鴨川市)で東条景信の襲撃をうけました。お弟子2人が殉死。日蓮聖人も刀で額に傷をうけ、左手を骨折する重傷を負いました。

額の傷から流れる血を小川や井戸の水で洗いながら、洞穴に身を休めているときに通りかかった老婆のおいちが自分のかぶっていた真綿を日蓮聖人に差出し「傷口に風を当てて は痛みまする。どうぞこれで寒さをおしのぎ下さい。」と差上げました。これが、お祖師さまにおつ けする綿帽子の由来です

寒さが厳しくなる季節には、額の傷が痛むことから毎年、綿帽子を被られておられたと伝えられています。

おつけする時期は、小松原法難会(11月11日)から、釈尊降誕会(4月8日)や立教開宗会(四月二十八日)までおつけしております。
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常顕寺の祖師像は1812年(204年前)に奉座されました。

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久しぶりに仏さまのお近くにあがりましたので写真におさめました。

一つの塔の横に仏さまが2人ですので、一塔両尊といいます。

真ん中がお題目(法華経)の宝塔。

左側がお釈迦さま。

右側が多宝如来。多宝如来様は、正しき教え(お経)を証明する仏さまです。

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一塔両尊の横には、さらに二人ずつの菩薩様が並んでおります。(四大菩薩)
左側から安立行菩薩。
右側が浄行菩薩。
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左側が上行菩薩。
右側が無辺行菩薩。
4人の菩薩様は、大地より出現され仏滅後に教えを説いてくださる方です。
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一段下の右側には、獅子にの
られた文殊師梨菩薩。
法華経の特に重要なところに必ずおられる仏道の智慧を授けてくれる菩薩様。
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左側には白象にのられた普賢菩薩。
正しきみ教えである法華経と法華経を信仰するものを守護してくださる菩薩様。
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大聖人の綿帽子もとり、心機一転しっかりとご供養してまいります。合掌