新潟県長岡市では8月2日、3日に花火大会「長岡花火」が行われます。
妻の実家が長岡市ですので、お邪魔して鑑賞いたしました。
長岡花火はすべての花火が素晴らしいのですが、なかでも復興祈願花火「フェニックス」はとても心に染み渡る花火です。
1.5キロ以上の幅で打ち上げられ、視界すべてが花火で埋め尽くされてスケールの大きさに圧倒されるため、「超ワールドワイドビッグスクリーン」と呼ばれます。
平成16年に長岡市内を襲った7.13大水害・中越大震災・豪雪の3つの自然災害を復興元年として、復興祈願花火「フェニックス」として打ち上げられたのがはじまりだそうです。
その後にも中越沖地震や東日本大震災などの大災害がありましたが、被害に遭っても我々が気持ちをひとつにして助け合い、不死鳥のように甦るというメッセージを込められ「フェニックス」と名付けられてます。
長岡市では戦時中に大空襲がありました。その後、長岡花火の花火師のかたは、
「すべての爆弾を花火に換えたいねー。二度と爆弾が空から落ちてこない、平和な世の中であってほしいんだよ。
破壊のための火薬を楽しみのために使うんさ」とおっしゃれたそうです。
お盆を前に花火という供養の灯を拝見し、あらためて自身が生きていることの感謝を感じました。
お盆はご先祖様の里帰り、たくさんのご接待を施しましょう。
写真で伝えるのは難しいですね・・・
福住職も花火にうっとりです。