いくら丼のその後

先日お伝えした上越市立水族博物館に展示されております

いくら丼のその後を観察しに

再び水族館へ行ってまいりました。

お上人が出張で留守につき、息子と私(奥)で水族館デートです。

 

早速、入り口入ってすぐの場所にいくら丼が展示されていました。

...あれ?これがあのいくら丼?

そこにあったのは以前のいくら丼とは違い、

  

IMG_8748

 

 ・・・丼と箸

 

 

そしてその周りを自由に泳ぎまわる稚魚たち(メダカの様)でした。

驚きつつも、その早い成長に感動!!!!子供の成長は本当に早いです。

息子が私とデートしてくれるのも今のうち…

いくら丼を見てそんな事を思ってしまいました冷や汗 (顔)

考えるだけでも寂しいです涙

 

さて、成長記録もステージ3まで進んでおりました。

皆無事にふ化出来た様で良かったですわーい (嬉しい顔)るんるん (音符)

IMG_8749

 

 

上越水族館と言えばペンギン!!100羽を超えるペンギンの飼育数は全国最多だそうです。

この日はとても寒く、ペンギンたちはとっても元気に泳ぎ回っていました。

IMG_8792

IMG_8771

2017年度には上越市立水族博物館がリニューアルすると言うことなので今から楽しみです。

上越市の活性化に繋がれば良いなと思います。

合掌

 

 



寒修行

yh

 

常顕寺のある上越市の高田地区では、大寒の約2週間、日蓮宗の9ヶ寺の住職や檀信徒が寒修行を執り行います。

各町内でうちわ太鼓と、お経を読み上げる声を響かせて、2月3日の節分まで世界や地域の安穏をはじめ、家族の健康や自己の心身鍛錬の修行をおこないます。

この寒修行は昭和初期に始まり、今回で85回目で豪雪時や戦時中も毎年行われてきた伝統ある行事です。

毎日、約40名の住職や檀信徒が1組4、5人で8つのグループを編成し、うちわ太鼓を鳴らしながらお経を読み上げ、1時間から1時間半ほど練り歩きます。

 

1455252860975

今年デビューの息子君。本堂で練習して気合十分、期待できそうです。

 

 

1455252872932

寒行は毎夕18時半出発。練習では元気いっぱいでしたが、普段は出かけない時間なので不安そうです。

 

 

1455252832824 1455253040538

宿寺の寺院には続々と参加者が集まります。

8つに分かれているコースの振り分けをするのですが、毎日異なったコースを歩かれる方もいれば、同じコースを歩かれる方と様々です。

常顕寺の檀家ガールズは毎年、一番遠いコースをすすんで歩いてくださいます。

息子君はローソクに夢中・・・

 

 

1455252883081 1455252909282

時間になるといっせいに出発。今年はとても雪も少なく、歩きやすい寒行でしたが普段は大変です。

 

 

1455252897191

玄関先で浄財を奉納していただいた方に、お経をあげて家内安全と無病息災、厄除けをお祈りします。

浄財を奉納してくださる方も寒いなか、太鼓の音が聞こえると玄関先にて待っていただき合掌してくださいます。

お互いが合掌礼拝して「ご浄財ありがとうございます。」「気を付けて歩いて下さいね。」・・・まさに仏道の精神ですね。

 

 

1455252903520 1455252892978

息子はまだ歩けませんが、妻のお題目を身体に感じて手足を冷たくしながら頑張りました。

10キロの息子を背負い、1時間以上お題目を唱えて歩いて頑張った妻にも感謝です。

 

 

 

さて、寒行では毎晩修行からもどられた方々に宿寺の皆さまがお茶等の接待をしてくださいます。

毎日、40名ほどの参加者に体が温まるものや甘味などを用意し、片づけをする当番のお寺の負担も並大抵のことではありません。この接待も修行のひとつといえるでしょう。

ですので、9ヶ寺の寺院や参加者をはじめ外護の檀信徒、地元の商店さんなどが歩いてくださる修行者にご供養を施します。

わが常顕寺では、毎年手作りいなり寿司のご供養です。

 

 

1455252926035

100個以上のいなり寿司を作ります。

 

 

1455252981798

手伝いにきた息子君・・・口にしたものは人様にご供養できませんので夕食ゲットです。

 

 

1455253011421

住職はいなり寿司を仏さまにお供えして、寒行の円成を祈念しました。

毎年恒例の常顕寺いなり…参加者の皆さまから手作りの味がとても好評で感謝の言葉をいただいてます。

 

そして、無事に2月3日を迎えた寒修行団は、翌4日に当番寺院の仏さまに感謝の法要を執り行います。

 

 

DSC_0072 1455253007622

ケガや事故なく過ごせた修行への感謝、浄財をはじめ寒修行をお護りいただいた皆さまにたいし、あらためて感謝を申し上げます。

2週間、頑張って歩きながらお唱えしたお題目は、とても大きな声で堂内を響かせます。

 

 

 

DSC_0075 1455253035097
法要のあとには、懇親会。

全日出仕の参加者には賞状が贈られ、ご供養をいただきながら懇親を深めながら今後の寒修行について話し合われました。

1人ではなかなか難しい自己修行、仲間がいるということはいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



岐阜円経寺様の節分会

 

DSC_00581

 

高校よりお世話になっている同級生のお寺に行ってまいりました。

岐阜市にある円経寺様。毎年、2月3日の午後1時半より節分会の厄除け祈祷法要と開運招福の豆まきを執り行っております。

 

 

DSC_0049

法要の前に水行で体を清めるとともに諸天善神にお力を頂戴します。

 

DSC_0052 DSC_0051

荘厳さがある素晴らしいお堂です。平日にもかかわらず、大勢の方が参拝に見えられておりました。

法要は厄年や年男、年女にあたられる方が正面の内陣に座り、特に厄除け厄払いのご祈祷をします。

その他の皆様もお経がはじまると、ご住職とともに大きな声で仏さまにお経をお唱えされており、普段からしっかりと読まれていることがわかります。

 

DSC_0055

法要後には仏さまにお供えした福豆やお供物をまきます。

 

DSC_0061 DSC_0069

鬼子母神さまにお護りいただいておりますので「鬼は外」とはいわず、「福は内」のみの掛け声でご供養します。

山のようにあったお供物もすぐになくなり、参拝されていた方は笑顔で両手に福を詰め込んで満足そう。

同級生のお上人も元気に活躍されておりました。お互い元気に頑張りましょう。  合掌