11月1日に千葉県市川市にある遠壽院へ百日間の荒行修行入行へいってまいりました。
400年以上の伝統がある大荒行堂へ、本年の修行僧13名は命を懸け、2月10日までの100日間修行にはいります。午前2時半に起床し、7回の水行とお経の読誦、食事は1日2回でお粥と味噌汁といただきながら、極限まで自分自身を追い込んで仏さま(鬼子母神)に給仕します。自らの行によって一人でも多くの人を救いたいと思う聖僧の姿は私自身の心も清らかにしてくださいます。
荒行堂は入行僧以外は立ち入ることができませんので、表堂(おもてどう)で法要が執り行われます。
修行への悦びと不安が交錯する修行僧…本年も知り合いの上人が入行します。朝、9時よりお昼をはさみ、50分の読誦行法要を4回行い修行の無事を信徒や家族、関係上人とともに祈ります。
その後に入行の法要を執り行い、修行僧たちは100日間の行にはいります。
2月10日には修行を終え、生まれ変わった修行僧にお会いできることをお祈り申し上げます。