大荒行堂 入行会

11月1日に千葉県市川市にある遠壽院へ百日間の荒行修行入行へいってまいりました。
400年以上の伝統がある大荒行堂へ、本年の修行僧13名は命を懸け、2月10日までの100日間修行にはいります。午前2時半に起床し、7回の水行とお経の読誦、食事は1日2回でお粥と味噌汁といただきながら、極限まで自分自身を追い込んで仏さま(鬼子母神)に給仕します。自らの行によって一人でも多くの人を救いたいと思う聖僧の姿は私自身の心も清らかにしてくださいます。


法華経寺の仁王門をくぐります。


法華経寺へ向かう左側に遠壽院があります。


遠壽院荒行堂の正面から中へまいります。


荒行堂は入行僧以外は立ち入ることができませんので、表堂(おもてどう)で法要が執り行われます。


修行への悦びと不安が交錯する修行僧…本年も知り合いの上人が入行します。朝、9時よりお昼をはさみ、50分の読誦行法要を4回行い修行の無事を信徒や家族、関係上人とともに祈ります。
その後に入行の法要を執り行い、修行僧たちは100日間の行にはいります。

2月10日には修行を終え、生まれ変わった修行僧にお会いできることをお祈り申し上げます。

 



お自我偈色読運動円成法要

日蓮宗でお読みしているお経は、妙法蓮華経(法華経)といいます。
28の章に分かれているのですが、そのなかでも一番肝要な部分として読まれている如来壽量品第16の後半の部分で通称「自我偈」というお経があります。
新潟県西部では平成25年より3年間、58の寺院の檀信徒がこの大切なお経を一生懸命に仏さまやご先祖様にお唱えしようと一丸となって修行を執り行いました。

そのなかでも1000回以上お唱えした方が、本山の妙法寺(長岡市村田)にて記念法要に招待していただき、常顕寺も7名が代表として参拝してまいりました。

まずは村田までの道中にある柏崎の番人堂に参拝。
佐渡に配流されていた日蓮聖人が、赦免をうけ寺泊を目指して戻る途中に船が嵐で難破して、流れ着いた場所で、日蓮聖人が、無事上陸できたことに感謝して、ここに八幡大菩薩を中心に三十番神を奉安された霊跡寺院です。

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番神堂の境内です。

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お自我偈をお唱えして奉納。

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日蓮聖人が着岸された場所をお参りしました。自然とお題目があふれます。

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本山妙法寺で大勢の1000回達成者の皆様と法要を行いました。

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長い廊下や整備された境内など素晴らしいお寺です。是非、お参りください。

 

 

 



お会式2

10月13日、日蓮聖人のご命日はお寺で法要を執り行いました。
人生を懸けて、我々に正しき道しるべをしめしてくださいました大聖人に感謝を申し上げる大切な行事です。
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本堂の内外でいつもの2人が張り切って準備してくれます。

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大聖人が我々にお伝えくださったお題目を中心にお唱えした法要。長い時間の唱題行(お題目)で肌寒い日でしたが、身も心もホカホカになりました。

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前半、頑張ってくれた息子はお題目の太鼓に包まれてすやすや♪
大物ですな…