身延山へ輪番給仕1

11月7~8日に一泊二日で日蓮宗の総本山身延山久遠寺へ参拝に行ってまいりました。
毎年、善行寺様の皆様と合同でお参りしてます。

さて、我々が参っております参拝は普通のお参りと違い、輪番給仕と申します。
日蓮聖人が九ヶ年お過ごしになられ、聖人が「自身の魂は未来永劫にこの山にある。私に会いたいならば身延山に参るべし」とおっしゃられる日蓮宗の総本山のお寺なのです。その尊いお山を我々は交代でお護りをさせていただいております。

日蓮聖人の御魂(たましい)が宿る身延山へ詣で、日蓮聖人がお過ごしなられた身延の息吹を感じて、短い時間ですが日蓮聖人と心を一つにできる
大切な法儀(法要や儀式)です。

http://www.kuonji.jp/rinban/rinban.htm(身延山輪番給仕のページ)

常顕寺に入寺してから8回目の輪番給仕。すべて参加して下さっている檀家様もおります。
しかしながら、善行寺様は今回で37回目…皆様の篤い信仰に脱帽です。

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糸魚川を午前7時に出発し、12時に身延山へ到着。
お檀家である糸魚川市横町のお弁当屋「らん」さんの美味しいお弁当をいただき、13時の法儀の準備をします。

法儀はもちろん写真は撮れません。
日蓮聖人の御骨がお祀りされているお堂(ご真骨堂)で日蓮聖人にお給仕の法要を執り行います。
そして、日蓮聖人のご真骨(ご遺骨)を拝し、輪番給仕者しか授与されない「霊山の契」を頂戴します。

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はじめて参加した息子も霊山の契り(天国へのパスポート)を頂戴しました。

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輪番の法儀のあとには日蓮聖人のお墓(御廟所)へお参りにまいります。

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日蓮聖人のお言葉「子にすぎたる財なし」に習い、慣れないおんぶで日蓮聖人にご挨拶しました。

続く・・・

 

 



大荒行堂 入行会

11月1日に千葉県市川市にある遠壽院へ百日間の荒行修行入行へいってまいりました。
400年以上の伝統がある大荒行堂へ、本年の修行僧13名は命を懸け、2月10日までの100日間修行にはいります。午前2時半に起床し、7回の水行とお経の読誦、食事は1日2回でお粥と味噌汁といただきながら、極限まで自分自身を追い込んで仏さま(鬼子母神)に給仕します。自らの行によって一人でも多くの人を救いたいと思う聖僧の姿は私自身の心も清らかにしてくださいます。


法華経寺の仁王門をくぐります。


法華経寺へ向かう左側に遠壽院があります。


遠壽院荒行堂の正面から中へまいります。


荒行堂は入行僧以外は立ち入ることができませんので、表堂(おもてどう)で法要が執り行われます。


修行への悦びと不安が交錯する修行僧…本年も知り合いの上人が入行します。朝、9時よりお昼をはさみ、50分の読誦行法要を4回行い修行の無事を信徒や家族、関係上人とともに祈ります。
その後に入行の法要を執り行い、修行僧たちは100日間の行にはいります。

2月10日には修行を終え、生まれ変わった修行僧にお会いできることをお祈り申し上げます。

 



お自我偈色読運動円成法要

日蓮宗でお読みしているお経は、妙法蓮華経(法華経)といいます。
28の章に分かれているのですが、そのなかでも一番肝要な部分として読まれている如来壽量品第16の後半の部分で通称「自我偈」というお経があります。
新潟県西部では平成25年より3年間、58の寺院の檀信徒がこの大切なお経を一生懸命に仏さまやご先祖様にお唱えしようと一丸となって修行を執り行いました。

そのなかでも1000回以上お唱えした方が、本山の妙法寺(長岡市村田)にて記念法要に招待していただき、常顕寺も7名が代表として参拝してまいりました。

まずは村田までの道中にある柏崎の番人堂に参拝。
佐渡に配流されていた日蓮聖人が、赦免をうけ寺泊を目指して戻る途中に船が嵐で難破して、流れ着いた場所で、日蓮聖人が、無事上陸できたことに感謝して、ここに八幡大菩薩を中心に三十番神を奉安された霊跡寺院です。

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番神堂の境内です。

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お自我偈をお唱えして奉納。

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日蓮聖人が着岸された場所をお参りしました。自然とお題目があふれます。

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本山妙法寺で大勢の1000回達成者の皆様と法要を行いました。

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長い廊下や整備された境内など素晴らしいお寺です。是非、お参りください。

 

 

 



お会式2

10月13日、日蓮聖人のご命日はお寺で法要を執り行いました。
人生を懸けて、我々に正しき道しるべをしめしてくださいました大聖人に感謝を申し上げる大切な行事です。
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本堂の内外でいつもの2人が張り切って準備してくれます。

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大聖人が我々にお伝えくださったお題目を中心にお唱えした法要。長い時間の唱題行(お題目)で肌寒い日でしたが、身も心もホカホカになりました。

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前半、頑張ってくれた息子はお題目の太鼓に包まれてすやすや♪
大物ですな…



お会式

10月12日は日蓮聖人がご臨終された前の日です。日本全国でお逮夜行事が営まれます。
日蓮聖人の臨終の地である東京都池上本門寺では30万人が集まる大行事です。
高田でも日蓮宗信徒の万燈講が中心となり、本年は常国寺様が宿寺になり法要を執り行いました。

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張り切って出発です。

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大勢の檀信徒が万灯とともにお題目を唱えて行列します。

お釈迦さま・日蓮聖人のみ教えに出会えたことに感謝し、生きとし生けるすべてのものたちがみ教えに包まれて、
幸せにすごせますように・・・一心にお題目をお唱えしました。

 



寺町フェステバル

9月27日(日)に寺町まちづくり協議会主催の寺町フェステバルが開催されました。たくさんの人に寺町の歴史や文化を知ってもらおうと、4回目の開催です。 常顕寺では写経体験と大手町小学校の生徒さんが、お寺のガイドに挑戦してくれました。

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生徒さんは朝早くからきてくれました。原稿もバッチリです。

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見学の方がきましたよ。

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1日中、50回ほど頑張ってガイドしてくれました。住職より説明上手かも・・・

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写経は作法を行う本格的なものにしました。

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塗香を手に取り、瞑想し経文を唱えての写経です。
なかなか、難しかったようです。

 



秋のお彼岸法要

9月23日はお彼岸のお中日、法要を行います。

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とても爽やかな天気です。

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檀家さまをお出迎え!

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当山のお彼岸では境内のお稲荷さまにお経をささげます。

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本堂では太鼓を両手でうちならします。

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法要後は楽しくお斎。万歳もでました♪

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自宅警備のプロもしっかり監視。

 

 



萩の花

参道の萩の花が咲いてきました。

「常顕寺 和讃」の秋の詩
秋来れば 久闊(きゅうかつ)や
山門の萩 まねきけり
亡き人のこと 思い出しなん
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経

秋のお彼岸には参拝者をあたたかく迎えることでしょう。

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蓮華

お盆も過ぎ、9月を迎えようとする日に蓮が咲き誇りました。

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朝方、つぼみだった蓮華が見事に咲きました。

 

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仏さまにもご覧いただきました。

 

 



施餓鬼法要

お盆のあとの17日に施餓鬼法要を執り行いました。

各ご先祖への供養と仏道にご縁が無く苦しんでいる餓鬼や霊位に一同が供養をささげる大切な法要です。

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法要の開始を待ちます。

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法要は地元のご寺院様に来ていただき、執り行います。

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法要後の食事を作っていただく賄の方たちが朝早くから準備してくださいます。

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とても美味しそうな料理です。

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法要も終わり、お斎です。ご寺院様にも色々と話をしていただきました。

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法要後の施餓鬼棚。ご霊位もよろこばれていることでしょう。

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息子もお手伝いを頑張りました。

施餓鬼法要が過ぎると、急に秋めいてまいります。来年のお盆までしっかりとご先祖様をお護りいたします。合掌。

 

 

 



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