ある日、住職が本を読んでいると隣で目を輝かせたタケノコハンター・・・
文学に目覚めたというタケノコハンターは高田公園の近くにある図書館に行きたいとのこと、
助手のお母さんを引き連れ、高田公園が大好きな福住職を振り切って図書館に到着しました。
初めての図書館、どんな本を選ぶのでしょうか？
なんと‼ 休館日でした。
残念そうなタケノコハンターをお母さんがお散歩に誘います。
初夏の高田公園は、緑がとてもキレイでお花見とは違った景観が心を癒してくれます。
心機一転、図書館のことをすっかりと忘れたタケノコハンターは元気に高田公園へ
高田公園の蓮も元気に育ってます。
東洋一と称される高田公園の蓮。高田公園の城跡を巡る外堀、東京ドーム4個分の広さが蓮に埋め尽くされます。
また、お堀の歩道には世界各種の蓮が咲き誇ります。
7月下旬頃にはキレイな花が咲き誇るでしょう。
タケノコハンター改めハスハンターになるためにトレーニング中
常顕寺の蓮も住職の放置に負けず、今年も元気に育ってくれそうです。
5月7日の日曜日。境内清掃を行いました。
日蓮聖人がお生まれになられてから800年の年が平成33年にまいります。
その報恩事業してお寺の景観を美しくしようと始めた春秋清掃。
今回は晴天で迎えることができました。
福住職は早朝からスタンバイ！
日光浴ではありませんよ！
早速、作業開始です。墓域の清掃。
自分の墓所にこだわらずにお掃除を施します。
たくさんの落ち葉です。
お墓の裏手にはビックリするほどの落ち葉が・・・
こちらの作業は樹木に絡まっているツルを取っていただく作業です。
森のようですが違います
住職も頑張って隣接の部分を掃除です。
そういえば、なにかが足りないですね・・・
たしか、朝から張り切っていた・・・
福住職ではなく・・・
そう、噂の彼です・・・・
どこにいるんでしょう・・・・
いました。
本堂で暴れる「なにか」を捕まえたのか！！
お兄ちゃんに遊んでもらってました。
いつもの遊びと違って真剣な眼差し。
本人は遊びだと思ってないですからね
そんなタケノコハンターもいよいよ清掃開始です。
手にはオリジナルの清掃用具の水鉄砲を用意。
清掃で熱くなった皆さまの体を癒す作戦・・・
千葉県の某テーマパークで覚えたのでしょうか？
そんなこんなで1時間半ほどの清掃も終わり、休憩です。
本年、不作のタケノコさんはギリギリ足りました。
皆様のおかげでとてもキレイになりました。
福住職も日光浴でキレイになりました。
菩薩さまみたいですね
今年のタケノコは非常に不作の様子。
タケノコハンターがタケノコ狩りに出かけても収穫がなく、5月7日の境内清掃のお供物には期待できません
困った住職を見てか、タケノコハンターが本堂で佇んでます。住職のためにお祈りしてくれているのでしょうか・・・
一心に仏さまの前でお祈りを奉げるタケノコハンター。
住職のために偉いですね
おっと、正面の三方（お供え盆）になにかあります。
なんと、立派なタケノコさんが仏さまにお供えしてあります。
住職が探しても見つからなかった仏さま用の立派なタケノコをタケノコハンターは見事見つけてきたそうです。
お供えしたタケノコさんは姿を変えて再登場！！
美味しそうなタケノコ料理。
タケノコハンターが調理しました・・・と言いたいところですが、お母さんにお願いしたそうです。
将来は調理までできるといいですね。
お寺のタケノコを仏さまに差し上げることができましてよかったです
タケノコさんに振られてしまったタケノコハンター・・・
住職に理由をたずねると？
住職「タケノコさんはキレイな心の持ち主の前にあらわれると言われているそうだ
」
タケノコハンター「どうすれば、キレイな心になれますでしょうか
」
住職「神仏がましますお寺の境内を掃除することにより心の垢が流れてキレイな心になれるぞ。」
タケノコハンター「なんと！！タケノコハンターを超え、タケノコマスターになるために頑張ります。」
住職「違うぞハンター、欲をもって物事を求めてはタケノコさんは顕れないぞ！清らなかな気持ちで神仏へお給仕することでタケノコさんが顕れるのだ！」
タケノコハンター「はい ！頑張ります。（珍しく真面目だな・・・）」
タケノコタケノコと欲を出さずにお寺の庭を修行僧のごとく毎日、境内掃除を頑張ってます。
写真の「ちりとり」はタケノコハンターが集めた落ち葉ですり減るほど・・・
タケノコハンターの執念が感じられます。
そんなタケノコハンターの清らかな浄行が・・・
タケノコさんに通じたようです。
気配を感じたタケノコハンターは早速、タケノコさんのもとへ
タケノコハンター「今年も会えて嬉しいよ」
1年ぶりの再会に嬉しそうなタケノコハンターでした。
伝説の白いタケノコではなく、福住職は掃除を頑張ってます。
寒い日が続きましたが、ようやく昼の気温が心地よい春日和になってきました。
常顕寺の春と言えば、タケノコさん。
タケノコさんといえば・・・
そうです、タケノコハンター！！
1年ものあいだ名前を温めたかいがありました。
ある気候の良い日にタケノコハンターは野性の嗅覚が働いたのでしょうか、急に外に出かけると騒ぎはじめました。
日向ぼっこで春を満喫してる福住職を置いてきぼりにして一人タケノコ探しに出発です。
タケノコハンター「これはタケノコマップでは住職が作ってくれたのかな」
もちろん違いますし、そんな地図はありません。
そして、去年と同じく逆方向へ・・・
タケノコハンター「おかしいな？？」
まだまだ、タケノコへの嗅覚は完成されていないのかな・・・
タケノコハンター「あっ、こっちでした」
ようやく思い出したタケノコハンターはダッシュで裏庭へ向かいます。
タケノコハンター「たしか、去年はここら辺にあったはず…」
タケノコハンター「もっと奥だったかな～」
タケノコを求める気持ちが強すぎて奥へ奥へと入ってしまっています。
危ないよ、タケノコハンター。
残念ながら、まだタケノコさんは地中のなかだったようです。
もう少し経ったらまた探そうね
タケノコ探しは失敗でしたが、お寺を愛するタケノコハンターは境内掃除のお手伝いをしてくれました。
常顕寺がある上越市高田は桜の名所。
上野の恩賜公園、弘前城公園とともに「日本三大夜桜」の一つに数えられています。
約4000本の桜がキレイに咲き誇るなか、お散歩に出かけました。
ちょうど満開の日です。
おや、前を歩いているのは・・・
タケノコハンターさんにしてはおとなしい歩き方ですね。
大迫力の桜並木に緊張気味だったようです。
と思いきや、すぐに走りまわってます。
皆が笑顔で桜を眺めている様子もいいですね。
来年は夜桜に行きたいと思います。
福住職は留守番でしたので少し不機嫌そうでした・・・
長時間の雪かきで雪国の大変さを知り、意気消沈のタケノコハンター。
以後、お寺のなかで福住職と一緒にゴロゴロまったりと過ごしています。
そんなある日、住職がお経廻りからお寺に戻り本堂の前に行くと気配を感じました。
雪の妖精？？
妖精の使いもいるようです。
妖精ではなく、タケノコハンターでした。
復活です♪
住職を呼び寄せて記念撮影
福住職は足の裏が冷たくなり、退散しました
雪が好きになったタケノコハンターはかまくらも初体験。
レルヒ祭では金谷山スキー場でそり遊びを楽しみました。
そろそろ、雪ともお別れですね。
雪かきをしている時は大変ですが、楽しく遊んでいる姿をみると心が和らぎます。
自然の恵みに感謝です。
平成29年２月も後半になり、降雪も落ち着いてまいりました。
上越方面は比較的に小雪で過ごしやすい冬でしたが、雪国の片鱗をうかがわせる降雪もあり、自然の強い力を感じることもありました。
そんな雪とタケノコハンターの触れ合いを紹介します。 ※タケノコハンターの由来
1月中旬に「大寒波」がやってくるということで、心の準備をしていないマイペース住職は朝起きるとビックリ！！
昨日まで、まったく雪はありませんでした。
車の上にもどっさりです。
一晩で50㎝ほど降ったようです。
午前8時に住職が境内の雪かきを開始。
例年なら1時間半ほどで作業を終えて戻ってきますが、まだまだ終わらないそうです。
これは家族が助けないと・・・・
住職のピンチには福住職の出番ということで声をかけます。
福住職のことです。野生の勘で雪かきの準備をしていることでしょう
なんと！住職が頑張っているところ、この余裕ぶりです
これはいただけませんね
しかし、福住職がダメなときは彼がいます。
彼ならば準備をしていることでしょう・・・
この日のために用意したスコップを持ってタケノコハンターの登場です。
スコップの使い方を知らずに本堂で振り回して怒られていたことは内緒です。
さっそく玄関前の雪かき開始です。
誰も教えていませんが分かるものなんですね
次は参道です。だんだんと慣れてきて腰もしっかりしてます。
ようやく、山門にたどり着いたタケノコハンターは住職を探します。
手伝いのおじさんでしょうか？
住職でした！！（失礼）
感動の再会でしたが、住職は2時間ほどの雪かきでぐったりしてますね
タケノコハンターは指示を聞いて、本番開始です。
まずは雪に埋もれた車の救出です。
住職「車に雪をかけてはダメですよ！！」
タケノコ「間違えました！（わざとです）」
しっかり車の下の雪を取り除きます。
次は車の雪落としです。
ドアに向けてスコップを振りまわし、バンバンと音を打ち鳴らすタケノコハンター。
車の傷が心配ですが、疲れていますので諦めます。
車からの雪を側溝にいれます。
タケノコハンターもスノーダンプデビューです。
この日は結局、4時間の雪かき、何事もほどほどが良いと思った1日でした。